マイクロSaaSをローコードで作る方法|非エンジニアでも始められる!

なぜ今、マイクロSaaS × ローコードが注目されているのか?

副業や起業が身近になった今、「自分でサービスを作ってみたい」という人が増えています。
中でも注目されているのが 「マイクロSaaS」 です。

マイクロSaaSとは、大企業向けではなく、特定のニーズに特化した小規模なクラウド型ソフトウェアサービスのこと。
開発者1人〜数人で始められ、初期投資も少なく、固定費も抑えられるというメリットがあります。

ここに加わったのが「ローコード(Low-Code)」という技術トレンド。
ローコードとは、最低限のコード記述だけでアプリやWebサービスを作れる仕組みのこと。
ノーコードよりも自由度が高く、エンジニアでなくても十分にサービスを作ることができます。

特に2020年以降、以下のような理由からローコード・ノーコードの利用は急拡大しています。

  • 新型コロナウイルスの影響でオンライン化が進み、アプリやWebツールのニーズが爆発的に増加
  • リモートワークの普及により、個人が小さなプロダクトを開発・提供する環境が整った
  • 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)対応が急務となり、開発速度が重視されるようになった

Gartner社の調査によると、2024年には企業アプリの65%以上がローコードまたはノーコードで開発されると予測されていましたが、その傾向は実際に加速しています。

最新の調査(ForresterやIDCなどの業界分析によると)では、2023年末時点で新規業務アプリの約70%がローコード/ノーコード技術を何らかの形で活用していると報告されています。

特に大企業における業務効率化や、市場投入までのスピード重視の流れから、社内開発部門のみならず業務担当者が使えるツールとしても活用が進んでおり、この数字は2025年にかけてさらに伸びていく見通しです。

(出典:IDC FutureScape 2023, Forrester 2023 Low-Code Platform Report)

 

 マイクロSaaSとは?初心者でもできる“小さなソフトウェア”の形

SaaS(Software as a Service)とは、インターネット上で提供されるソフトウェアサービスのこと。
たとえばGoogleドキュメントやDropbox、Slackなどが有名です。

その中でも「マイクロSaaS」は、1つの課題・1つの業界・1つのニッチ市場に絞って、小さく・柔軟に提供されるSaaSのことを指します。

■ 特徴は?
  • 小規模な開発体制で始められる:多くのマイクロSaaSは、1人〜2人程度の少人数で開発・運用されており、人件費がほとんどかからないのが特徴です。
    実際、海外では副業レベルで始めたSaaSが安定収益化する例も多く見られます。
  • 少数の顧客でも収益が成立する:大企業向けSaaSのように数千〜数万のユーザーを集める必要はありません。
    ニッチな市場に対して、数十人〜数百人のユーザーでも月額課金があれば十分に成立します。
    例えば月額980円×100人で、月10万円近い収益が可能です。
  • 継続課金モデルで“積み上げ型”の収益になる:多くのマイクロSaaSは、月額課金(サブスクリプション)形式を取り、安定収入を生み出します。
    サブスクモデルは、新規顧客を獲得し続けなくても、既存ユーザーの継続で収益が見込めるため、再現性の高いモデルとして人気です。
  • サーバーや保守費用も小さく済む:AWSやFirebaseなどのクラウドインフラの進化により、1人でも容易にサーバー運用が可能です。
    特にローコードであれば、開発者に依頼する必要がなく、サーバー管理も基本的に不要なケースが増えています。
  • ニッチな市場を狙うことで、競争を避けられる:広く浅い市場ではなく、特定の業種・趣味・地域などを対象にすることで、大手の参入が難しく、価格競争に巻き込まれにくいのも魅力です。
    たとえば「一人焼肉店の予約管理SaaS」など、超ニッチなテーマほど成功のチャンスがあります。
■ なぜ初心者に向いている?
  • スタートが小さいので大きな投資が不要:マイクロSaaSは、数百万円の開発費用や広告費をかける必要がなく、場合によっては数千円〜数万円レベルの自己資金でスタート可能です。
    ローコードツールを使えば、サーバー代や開発コストも最小限に抑えられるため、副業感覚で始めやすいのが魅力です。
  • 機能もミニマムでOK:最初からすべての機能を作り込む必要はなく、"1つの便利な機能"さえあればスタート可能です。
    これにより、複雑な設計や膨大な仕様書は不要で、初心者でも短期間でリリースが目指せます。
    たとえば「リマインダー機能だけ」「予約受付だけ」といった単機能でも十分に価値を発揮できます。
  • サービスを改善しながら成長できる:ローコードで作ったサービスは、ユーザーの反応に応じて後から簡単に改修・機能追加ができます。
    これは「最初から完璧でなくてもいい」ことを意味しており、試しながら学び、成長させていける点が初心者にとって大きな安心材料です。

つまり、"少額・短期間・改善前提"で始められるのが、マイクロSaaS×ローコードの最大の魅力なのです。

 

アイデアの見つけ方|「自分が困ったこと」がヒントになる

マイクロSaaSの種は、日常の「ちょっとした不便」や「繰り返しの作業」に隠れています。特に初心者にとっては、自分自身の経験や悩みが最大のヒントになります。

■ アイデア例(初心者でもできる視点)
  • 自営業の請求書作成が面倒 → 請求書作成アプリ:顧客情報と請求内容を入力するだけで、自動でフォーマット化されたPDF請求書が作成されるツール。
    印刷・メール送付も一括でできるようにすることで、事務作業を大幅に削減。
  • 習慣づけが続かない → シンプルな習慣管理アプリ:1日1回だけ「今日やったか?」の記録ボタンを押すUIに特化。
    グラフ化や通知も簡易にし、行動心理学に基づいた仕組みで継続しやすいように工夫する。
  • 美容師の予約管理がアナログ → 小規模サロン向け予約ツール:Googleカレンダーと連携し、スマホから簡単に管理できるアプリ。
    顧客側もLINEから予約でき、空き時間だけを自動表示。顧客ごとの履歴管理も可能にすることで再来店率アップを狙う。
  • LINEで毎回同じ質問に答えている → 自動返信ツール:LINE公式アカウントに連携させ、FAQやメニュー案内を自動化するボットを作成。
    質問キーワードごとにテンプレ回答を設定でき、接客の手間を大幅に軽減。

これらの例はいずれも、「自分や周囲がよく遭遇する不便さ」をヒントに、マイクロなSaaSとして解決に導くアプローチです。

■ ヒントを探す場所
  • TwitterやReddit:個人開発者やノーコードユーザーのリアルな声を拾えるSNSです。
    「#NoCode」「#MicroSaaS」「#個人開発」などのハッシュタグで検索すると、世界中の最新トレンドや実際に使われているプロジェクトの情報にアクセスできます。
    特に「○○って不便すぎ…」という投稿は、新しいニーズのヒントになります。
  • Product Hunt:新しいプロダクトを毎日紹介している海外のサービスローンチプラットフォーム。
    特定の業種やニッチ向けのツールが多数出ており、プロダクトに対するユーザーのリアクション(コメント・評価)も見られます。
    「似たツールをもっと絞って日本向けに作る」などの着想に繋がります。
  • GoogleレビューやApp Storeの低評価レビュー:既存アプリやツールの低評価コメント欄は「今のサービスでは満足できない人たちの本音」が詰まっています。
    具体的にどこが不便か、どんな機能が欲しいかが書かれているため、「改善すれば勝てる」ニッチを見つけやすくなります。
  • Product Hunt:毎日ローンチされる新しいツールを見ることで、トレンドやニッチなニーズがつかめます。
    カテゴリ別に閲覧できるので、業種やテーマごとにチェック可能です。
  • GoogleレビューやApp Storeの低評価レビュー:既存のツールに対する不満や改善要望を確認でき、「ここを解決できればユーザーが喜ぶ」という視点でヒントが見つかります。
■ 失敗しにくいテーマ
  • お金に関わること(請求、決済、予約):事業者やフリーランスの多くが“自動化したい”と考えている領域で、実用性が高く需要も安定しています。
  • 時間に関わること(スケジュール、タスク管理):仕事効率化ニーズは普遍的です。「手帳が続かない」「ToDoが散らかる」など、共感性が高いジャンルです。
  • コミュニケーション(問い合わせ、連絡):企業の問い合わせ対応や、イベント主催者の情報配信など、“一対多”のやり取りの効率化は継続的なニーズがあります。

これらのテーマは“必要性が明確”で“顧客の行動を変えやすい”という特長があります。
初心者でも取り組みやすく、成功確率が比較的高いため、マイクロSaaSの初期テーマに最適です。

マイクロSaaSの種は、日常の「ちょっとした不便」や「繰り返しの作業」に隠れています。

 

ローコードで使えるツールとその特徴

ここでは初心者でも扱いやすい主要なローコード/ノーコードツールを紹介します。

■ Bubble(バブル)
  • 完全ノーコードで本格的なWebアプリが作れる:Bubbleは、ブラウザ上で動作するWebアプリケーションを視覚的に開発できるノーコードツールです。
    コードを一切書かずに、ユーザー登録、データベース操作、メール送信、決済などの高度な機能を実装できます。
  • ドラッグ&ドロップでUIを構築:デザインツールのように、ページ上にボタンや入力欄、画像などの要素を自由に配置することができるため、初心者でも感覚的に操作できます。
    アプリのレイアウト調整やレスポンシブデザインにも対応。
  • データベース機能が強力:Bubble独自のデータベースを用いて、ユーザー情報や投稿内容、商品データなどを保存・管理できます。ノーコードながら、複雑な条件分岐や検索機能も設定可能。
  • 外部サービスとの連携が簡単:APIコネクタ機能を使えば、Google MapsやStripe、Slackなどの外部サービスとAPIで連携可能。
    たとえば「支払い完了時に通知を送る」「チャットボットと連携」などの機能も実装できます。
  • セキュリティやログイン機能も完備:ログイン/ログアウト、パスワードリセット、アクセス権限管理などのセキュリティ設定も柔軟に行えます。
  • おすすめ用途:業務管理アプリ/社内ツール/予約システム/カスタムダッシュボード/スタートアップ向けMVP(最小実用製品)作成
■ Glide(グライド)
  • スプレッドシートからアプリを作れるノーコードツール
    Glideは、GoogleスプレッドシートやExcelと連携し、そこに入力されたデータをベースにして、スマホ対応のアプリを自動で生成できるツールです。

  • デザイン済みのテンプレートが豊富で、即アプリ化できる
    ボタン、画像、チェックボックス、フォームなどの要素を組み合わせるだけで、完成度の高いUIがすぐに作成できます。
    テンプレートを活用すれば、アプリの構成をゼロから考える必要もありません。

  • アプリはURLで即シェア可能(インストール不要)
    Glideで作ったアプリは「Webアプリ」として公開でき、スマホやPCからURLにアクセスするだけで使えます。
    インストール不要なので、職場やチームメンバーとすぐに共有できます。

  • リアルタイム同期が便利
    スプレッドシートに変更を加えると、アプリの表示も即反映されるため、在庫管理や出席確認、スケジュール管理など“リアルタイム性”が求められる業務に最適です。

  • 制限はあるが、初心者が最初に触るには最適
    高度なロジックや自由なデータ設計は難しいものの、まず1つ目のマイクロSaaSを作るには申し分ない柔軟性と簡便さがあります。

  • おすすめの活用例

    • 日記や育児記録アプリ

    • チェックリスト管理(読書・買い物・掃除など)

    • 顧客管理(サロンや個人教室など)

    • イベント出欠アプリ

    • フリーランスの納品&請求管理

■ Softr(ソフター)
  • Airtableと連携してWebアプリが作れるノーコードツール:Softrは、スプレッドシートのように使えるAirtableを土台に、会員制サイトや社内ポータルなどのWebアプリを簡単に構築できます。
    データベースの構造がわからなくても、視覚的にデータを扱えるのが大きな魅力です。
  • デザイン性の高いテンプレートが豊富:SaaS紹介ページや求人ボード、オンライン講座のポータルなど、あらかじめ用意されたテンプレートを使えば、初心者でもプロっぽいWebサイトを短時間で作成できます。
    画像やテキストを差し替えるだけで運用開始可能。
  • ログイン機能や会員管理が標準装備:Softrでは、ユーザー登録、ログイン、コンテンツの表示制限(会員限定記事など)も簡単に設定できます。
    教育系サービスや有料コンテンツ販売との相性が抜群です。
  • 外部サービスとの連携もスムーズ:ZapierやMakeなどの連携ツールを使えば、SoftrのデータとGoogleカレンダーやStripeなどを繋げることも可能です。
  • 公開後の運用がラク:Airtableでデータを更新すれば、即座にWebアプリ側にも反映されるため、商品情報やスケジュールなどをリアルタイムで管理できます。
    チームでも分担しやすい仕組みです。
  • おすすめ用途
    • 有料会員向けの情報配信サイト
    • 講師向けポートフォリオサイト
    • 小規模スクールの予約&生徒管理システム
    • 地域イベントの告知&申込フォーム付きWebページ
■ FlutterFlow(フラッターフロー)
  • Flutterベースのモバイルアプリ開発ツール:FlutterFlowは、Googleが開発したUIフレームワーク「Flutter」をベースにした、ビジュアル開発ツールです。
    ドラッグ&ドロップでUIを構築できるため、非エンジニアでもネイティブアプリ(iOS・Android)の制作が可能です。
  • 高度なUI設計とアニメーションに対応:視覚的なアニメーションや画面遷移の演出が非常に豊富で、プロダクトとしての完成度を高めることができます。
    ボタンの動作やスライドアニメーション、ポップアップなども簡単に設定できます。
  • Firebaseとの連携でバックエンドも構築可能:ユーザー情報の保存、ログイン機能、データベース操作などをFirebaseとノーコードで連携できます。
    ユーザー登録や投稿機能付きのアプリを短期間で作ることができます。
  • コード出力機能もあり開発者との連携もスムーズ:必要に応じてFlutterコードをエクスポートすることができ、プロ開発者が引き継ぐことも可能。
    初期構築はノーコード、細かい機能は後から実装、というハイブリッド開発も可能です。
  • おすすめ用途
    • 習慣記録・タスクチェックアプリ
    • 学習記録アプリ(自分専用の勉強ログ)
    • カレンダー付き日記アプリ
    • 予約・通知付きイベント参加アプリ
    • アンケート収集・集計アプリ(Firebaseと連携)

 

実際に作ってみる!マイクロSaaS開発のステップ

Step1:ターゲットを決める

「誰がどんなときに使うか?」を明確にする

例:

  • フリーランスのWebデザイナー
  • 小学生の子を持つ親
  • 副業をしている会社員
Step2:MVP(最小限の製品)を決める

マイクロSaaS開発は「一気に全部作る」ではなく、「小さく試して改善する」ことが大切です。
以下のステップに沿って、無理なく着実に進めていきましょう。

Step1:ターゲットを決める

「誰が、どんな困りごとで困っていて、それをどう解決したいのか?」を明確にします。

【やること】

  • 自分が属している業界・趣味・日常生活で「面倒だな」と思うことをリストアップする
  • 友人や同僚に「最近ちょっと不便だったことある?」とインタビューしてみる
  • ターゲットユーザーを1人の架空人物に設定して、その人の1日を想像する

【例】

  • フリーランスのWebデザイナー:請求書作成や連絡業務が面倒
  • 小学生の子を持つ親:習い事のスケジュール管理が複雑
  • 副業中の会社員:作業時間や収入記録を手軽に管理したい
Step2:MVP(最小限の製品)を決める

マイクロSaaSは「全部入り」を目指さず、まずは“1機能でいい”と割り切りましょう。

【やること】

  • ターゲットの「一番しんどい作業」「頻度が高い作業」を抽出
  • その作業だけを“1クリックで終わらせる”イメージで機能を絞る
  • 紙に画面のラフスケッチ(ワイヤーフレーム)を書いてみる

【例】

  • 請求書PDFをワンクリックで作成する
  • 毎日の勉強記録を1ボタンで記録できる
  • イベント出欠をLINE経由で記録できる
Step3:プロトタイプを作る

まずは動くものを作ることが大切。
ツールのテンプレートを活用してスピード重視で構築しましょう。

【やること】

  • GlideやBubbleなどのツールを選定(アイデアの種類に応じて)
  • 似たテンプレートを見つけて複製し、内容だけ自分用に編集
  • 画面遷移やフォーム入力など“体験の流れ”を意識して配置

【ポイント】

  • 完成度より「使ってもらうこと」が目的
  • 最初は機能の8割がダミーでもOK!
Step4:使ってもらう(テスト)

身近な人やSNSで試してもらい、「使いやすさ」や「価値が伝わるか」を検証します。

【やること】

  • 家族や友人に「これちょっと使ってみて」と送る
  • X(旧Twitter)で「無料モニター募集します」と投稿
  • NotionやGoogleフォームで簡単な感想を回収

【チェックポイント】

  • わかりにくい部分は?
  • 思った通りに使ってくれた?
  • どんな機能が“あったらいい”と感じたか?
Step5:収益化する

最初から大きく稼ごうとせず、「月1,000円でも払ってくれる人がいるか」を探ることが第一歩です。

【やること】

  • 有料プランを設計(例:月額500〜1,000円)
  • 決済方法(StripeまたはPayPal)を導入
  • 無料プランとの違いを明示(例:月間使用制限・広告非表示など)

【次のステップ】

  • 使用者の声をもとにサービス内容を改善
  • LP(ランディングページ)を作って新規ユーザーに紹介
  • SNSやブログで使用事例を発信

 

 

実例紹介|ローコードで作られたマイクロSaaS

■ 海外事例:Splitbee(分析ツール)

Splitbeeは、ノーコードで簡単に導入できるWebサイト向けの分析ツールです。ページビューやユーザー行動の可視化、コンバージョンファネル、A/Bテストなど、Google Analyticsよりも直感的に使えるUIが支持されました。

  • 開発背景:オーストリア出身の2人の開発者が副業として開発し、Twitter上でユーザーを獲得。
  • 特徴:JavaScriptタグを1つ埋め込むだけで導入可能。UIが非常に洗練されており、マーケターやデザイナーからも人気。
  • 成果:数万人のユーザーを獲得後、2021年にVercel(Next.js開発元)に買収されました。
  • 出典TechCrunch – Vercel acquires Splitbee
■ 国内事例:ペライチ予約(ノーコード予約管理)

ペライチは、Webページを数分で作れる国産ノーコードツール。そこに加わった「予約機能」が、個人店舗やフリーランスに好評です。

  • 開発背景:日本国内のスモールビジネス支援を目的に、ユーザーからのニーズを反映して予約機能を追加。
  • 特徴:LINEやメールで通知、自動リマインド、Stripeでの事前決済も対応。美容室、マッサージ、ネイル、整体など1人経営のサービス業で導入多数。
  • 実例:大阪のネイルサロンが、Googleカレンダー連動型の予約を導入したことで、電話対応の時間を7割削減できたと報告。
  • 出典ペライチ公式インタビュー
■ 個人開発事例:StudyTimer(FlutterFlow製 学習支援アプリ)

FlutterFlowとFirebaseで開発された、学習記録と集中タイマーを一体化したスマホアプリ。

  • 開発者:非エンジニアの大学生が個人開発(Twitter/Xで開発ログを発信しながら成長)
  • 特徴:学習時間を記録・集計し、グラフで可視化。リマインダー通知、科目別統計、共有機能あり。
  • 実績:2ヶ月でiOS/Android計2,000DLを突破、レビュー平均4.6(App Store)
  • 開発時間:2週間でMVP完成、その後ユーザーフィードバックを基に改善。
  • 出典:開発者のX(旧Twitter)開発記録アカウントより(@studytimer_app)

 

よくある疑問・不安とその答え

「どこから手をつけていいのか分からない…」

→ まずは「誰か1人の困りごとを解決する」ことを考えてみましょう。大切なのは、大きなビジネスを最初から作ろうとしないこと。まずは自分や友人が日常で「これ面倒だな」と感じていることを紙に書き出してみてください。

「デザインやプログラミングの知識がないけど大丈夫?」

→ はい、大丈夫です。ローコードやノーコードツールは、テンプレートを使うことで画面構成も操作も簡単に行えます。
たとえばGlideでは、Googleスプレッドシートを元にアプリが自動生成されるので、技術に自信がなくても問題ありません。

「途中で挫折しそう…」

→ 完璧を目指すのではなく、“小さく作って試す”という考え方が重要です。
たとえば、1日30分だけ「1つの機能を作る」に集中すれば、1週間で形になります。
1つずつ段階を踏むことが続けるコツです。

「失敗したらどうしよう…」

→ 失敗はむしろ貴重な経験です。
うまくいかなかったサービスのフィードバックから新たな発想が生まれたり、次の成功につながったりします。
大きな投資をしない“ローリスク”なマイクロSaaSだからこそ、チャレンジしやすいのです。

「副業でもやれる?」

→ 多くの開発者が、平日の夜や土日に作業しています。
1日1時間×2週間でMVP(最小限の製品)を完成させた事例も多数あります。

「どのツールから始めればいいの?」

→ あなたの作りたいものによります。
スマホ向けならGlide、Web向けならBubbleやSoftr、モバイルアプリならFlutterFlowがおすすめです。
まずはそれぞれのツールのチュートリアルを触ってみて、直感的に使いやすいと感じるものを選ぶと良いでしょう。

 

まとめ|ローコードは“誰でも作れる時代”の入り口

「自分にもできるだろうか?」と不安に思っているあなたへ。

大丈夫です。マイクロSaaSもローコードも、決して特別な人のための技術ではありません。
むしろ、普段の暮らしや仕事の中にある「ちょっとした不便」や「もっとこうだったらいいのに」という気づきこそが、最強の武器になります。

今は、ツールも情報も、無料で試せるものがたくさんあります。
誰かの困りごとに、あなたが持っている視点でそっと手を差し伸べる。それが“価値”になります。

最初から全部を完璧にする必要はありません。
テンプレートを少し編集してみるだけでOK。
「とりあえず作ってみた」からすべては始まります。

あなたが今日ふと感じた「これ面倒くさいな」が、 明日誰かの「本当に助かった!」につながるかもしれません。

「自分には無理」と思うのではなく、 「自分にしか作れないものがある」と信じて、 まずは最初の1クリック、してみませんか?

  • B!